イギリスのリーズ大学GMAPにおけるGISの利用


日本大学地理学会秋季学術大会での発表要旨から抜粋

イギリスのリーズ大学GMAPにおけるGISの利用(1999年)

我々は、海外実地研究においてイギリス郊外のリーズ大学にある学内企業の GMAPを訪れた。そこでは、GISの先端技術を学んだ。おもに、マーケティング関連を扱っている。例えば、少ない店舗の情報から売上高など全店舗の情報を予測したり、ある地域において店舗を増やす場合の最適地点はどこであるか検索するシステムなどがある。これらは、企業との信頼関係のもとによるデータの提供が大きい。ここが日本ともっとも違うところである。日本では、企業との提携が欧米に比べかなり遅れている。今後、日本でも今回学んできたシステムが導入されることになると思うが、それまでにはまだ時間がかかりそうである。本発表では、GMAPの話題が中心となってしまうが海外のGISの現状を紹介出来ると思う。

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