パキスタン・アフガニスタン会議に参加して<2002年7月6日>


日本大学文理学部創設100周年記念・国際山岳年 共催国際シンポジウム
『アフガニスタン・パキスタン支援』〜援助の行き届かない”辺境山岳地帯の少数民族”へ〜

(問題提示)
@アフガニスタン・パキスタン北部・辺境山岳地帯で生活する少数民族「ワヒ民族」の伝統社会の仕組みと,現在抱えている課題について理解する.
A少数民族社会の持続的発展に繁がる復興支援のあり方を,これまでの先進国やNGOの開発援助活動を踏まえて,検討し考える.

日時:2002年7月6日(土) 13〜18時

場所:日本大学文理学部百周年記念館 国際会議場

オーガナイザー: 水嶋一雄(日本大学文理学部) 山内英樹(日本事務局代表) イヤナット・アリ(パキスタン事務局代表)
           落合康浩(日本大学文理学部) 鈴木康弘(日本大学芸術学部)

主催:アフガニスタン・パキスタン北部山岳地域プロジェクト 国際山岳年日本委員会
協賛:日本大学文理学部 日本大学文理学部地理学科
後援:パキスタン大使館 (財)日本・パキスタン協会 (社)日本・アフガニスタン協会


(簡単な感想)
日本大学では,約15年にわたる現地との交流,アフガニスタン問題に取り組んでいます。この蓄積が,今日の問題について,解決するのひとつの切り口になっていることだろう.支援という言葉は誰でも言うし,口にするのは簡単である.政府などは,金銭を現地へ送って支援したつもりになっている.しかし,現地の人々にとって本当の意味での支援とは何であろうか.このシンポジウムを通じて考え直させられた.実際,現地人は金よりも現物の支援を望んでいるという報告もあった.我々が,支援できるレベルではないことは明らかである.しかし,現地について積極的に知ろうとし,情報を吸収していくことが今の自分の立場でできる限界なのであろう.


関連サイト
パキスタン・アフガニスタン北部地域プロジェクト
国際山岳年日本委員会
パキスタン(外務省のサイト)
アフガニスタン(外務省のサイト)
(社)日本・アフガニスタン協会
(財)日本・パキスタン協会のサイトはありませんでした.